「パワハラ」にあたるのか、あたらないのか 

 法律相談の際、これはパワハラではないのかといったお話を伺うことがよくあります。
「パワハラ」については、今までは法律上の定義というものは存在しませんでしたが、このたび、『労働施策総合推進法』(労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律)に、パワハラに関する条文が追加されることになりました。
 新しい条文は、事業主が、職場においてパワハラが起こらないように雇用管理上必要な措置を講じる義務として規定されています。そして、パワハラについては、「〔①〕職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であって、〔②〕業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより〔③〕その雇用する労働者の就業環境が害されること」と定義されました(〔〕内筆者)。
 また、この定義を説明するものとして、厚労省から指針が出されています。
指針によると、①「優越的」とは、抵抗又は拒絶することができない蓋然性が高い関係を背景として行われるものであるとのことです。
 この点については、同僚間や、典型的な上司と部下の関係でもパワハラにあたらない例が出てくるのではとの批判があります。また、上記②の判断にあたって、労働者の行動が問題となる場合は、行動の内容・程度とそれに対する指導の態様等の相対的な関係性が重要な要素となるとのことです。
 この点は、問題行動が大きければ過剰な叱責も許容されてしまうのではとの批判があります。
パワハラにあたるのか、あたらないのか問題はこれからも続くものと思われます。
 違法と評価される行為がなくなるよう、議論を続けていく必要がありそうです。

季節のことば

趣味の関係で、季節のことばに触れる機会が多くあります。

年のはじめ、「新春」という言葉はよく耳にすると思いますが、「明の春」(あけのはる)、「開春」という言い方も美しいです。
寒さも厳しい季節です。これまた「厳寒」という言葉はよく耳にしますが、これはいかにも寒そう。
春を待ちわびる季語「春待つ」や「春隣」(はるとなり)となると、寒さの次には暖かい春が来る!という前向きな印象を受けます。
「十八公」(じゅうはっこう)、これは何だと思われますか。3つの文字を組み立てると・・・松という字になります。「十八公」は松の異称です。

2月になると、梅にまつわる言葉が多くなります。梅の異称の一つが「花の兄」。四季の花の中でほかに先駆けて咲くからだそうです。
では、「花の弟」は何の異称でしょうか。ほかに遅れて咲く花。ヒントは9月9日が節句の花です。

日本語は美しいだけでなく、センスが光りますね。

2019ラグビーW杯→2020東京オリンピック

昨年、ラグビーワールドカップを観戦してきました。
試合に感動したのは言わずもがなですが、
会場に行くまでのボランティアの方たちや運営スタッフの方たちのホスピタリティにも感動しました。

スタッフの人達は、会場周辺だけではなく、最寄り駅の改札やバスターミナル付近にも常駐していました。
そこで立ち止まっている人、地図を見ている人、スマホを見ている人、
試合会場に行くまでの間、少しでも困っているのかなと思しき人がいると、
スタッフの方たちはどんどん声をかけて、大丈夫か、何が知りたいのか等聞いていました。

また、並行して「いってらっしゃい。」とか「楽しんできてくださいね。」など、
すれ違う人たちに休むことなく声をかけていたり、ハイタッチをしていたりと、
試合以外も盛り上げていこうという意識が共通していました。

私は過去に様々なジャンルのスポーツ観戦をしてきましたが、
このような「おもてなし」を受けた経験がなかったので、感動しました。

ラグビーワールドカップで経験したこのような「おもてなし」が、本年のオリンピックにもつながっていくのだろうなと感じました。

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ご挨拶


 みなさま初めまして。2020年1月より入所いたしました、新人弁護士の佐野大和と申します。

 私は、生まれも育ちも山梨県ですが、大学入学に伴い上京し、それからの7年半ほどを多摩地域とその近辺で過ごしてまいりました。そんな第二の故郷のようなところで、地域のみなさまのために仕事ができることを非常に嬉しく思います。
若輩者ではございますが、今後ともより研鑽を積み、刑事事件・民事事件を問わず多摩地域のみなさまのお力になれるよう努力してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 趣味等について少しお話しすると、高校・大学時代は、弓道部に所属しており、三段まで取得しました。最近は、道場から足が遠のいてしまっていますが、的や自分の体の動きに集中することはいいリフレッシュにもなりますし、近いうちに再開したいなとは考えています。
その他では、野球観戦やアニメが好きです。昨年修習で広島に行っていた間は、弁護修習先の先生に連れて行っていただいたり、他の修習生がつてでゲットしたチケットを回してくれたりして、何度もカープの試合を見に行きました。最近は地元の人でもチケットが取れないらしいので、本当にラッキーだったと思います。アニメは本当に色々観ているのですが、とりあえずPSYCHO-PASSがオススメです。SFが好きな人はぜひ観てみてください。

 写真はマツダスタジアムのパフォーマンスシートからの景色です。ここはカープ名物のスクワット応援ができる場所で、私も全力でやってまいりました。

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新年のご挨拶


明けましておめでとうございます。

弁護士法人多摩パブリック法律事務所は、今年3月、設立から満12年を迎えます。

多摩パブは、若手弁護士が中心となって、設立目的とされた
①多摩地域の刑事弁護の拡充強化、
②多摩地域の方々が利用しやすい司法サービスの実現、
③多摩地域に定着する弁護士の養成
という3つの活動の柱に沿って活発に活動し成長してきました。

中でも、多摩地域で法律専門家の手が届きにくかった
高齢者・障がい者、子ども、女性など「社会的弱者」と言われる方々に
司法サービスを届ける活動に力を入れてきた結果、
自治体や社会福祉協議会などの公的機関からも、
「気軽に相談できる法律事務所」という評価をいただけるまでになりました。

その評価に甘えることなく、多摩パブは、これからも、
地域に密着した公設事務所としての歩みを進めていきます。

多摩パブでは、昨年、松原拓郎(55期)、村橋悠(68期)の2人の弁護士が退所して、
多摩地域の中にそれぞれの拠点を設けました。

松原弁護士は、事務所設立メンバーの一人で、4年の任期満了とともに、いったん退所した後、
2014年7月に、再び多摩パブに入所し、副所長として事務所の活動の中心を担い、
昨年9月末をもって独立して井の頭法律事務所を設立しました。

村橋弁護士は、2015年12月に新人弁護士として入所した後、
若手弁護士の核となって活動し、
昨年12月末をもって退所し高幡法律事務所に移籍しました。

2人が、今後も、当事務所と密接に連携しながら、
多摩地域に密着し「社会的弱者」と言われる方々から頼りにされる存在になっていくことを確信しています。
 
また、本年1月から、当事務所に、佐野大和弁護士(72期)を迎えました。
佐野弁護士は、障がい者福祉に強い関心を持って、
司法修習中から福祉の現場に足を運んできた実績を持つ熱意にあふれた新人です。

当事務所から多摩地域に活動の拠点を移した松原、村橋両弁護士と、
新しい力として加わった佐野弁護士に、
当事務所ともども、これまで以上のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。 

新しい年を迎え、皆さまの一層のご発展とご健勝を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。
プロフィール

多摩パブリック法律事務所

Author:多摩パブリック法律事務所
多摩パブリック法律事務所は、多摩地域の法的ニーズに積極的に応えるため、東京弁護士会の全面的バックアップにより設立された公設事務所です!

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