自転車

多摩パブの移動手段は基本的に自転車です。
これは先生も事務局もです。
弁護士の先生には敷居の高さを感じると、よく耳にしますが、かつては自分もその一派だったので、自転車移動を知った時はえもしれぬ感動がありました。
風をきって自転車で裁判所に向かう姿。
なんだか素敵ではありませんか。
某海外ドラマのミーハーさがまだ残る私には、今も夢が広がります。
重い書類を詰めた鞄、先生、事務局を運んでくれる自転車。
事務所マークでもある自転車。
ただ風景だった自転車に不思議な愛着が湧いてならないこの頃です。

問題解決型弁護の実践 

 このところ、「治療的司法」という考え方が広まりつつあります(治療的司法研究会編著『治療的司法の実践』(第一法規、2018)を参照)。これは「英語のtherapeutic justiceの訳語ですが、刑事司法制度について犯罪を犯した人に対して『刑罰を与えるプロセス』と見るのではなく、犯罪を犯した人が抱える『問題の解決を導き、結果的に再犯防止のプロセス』と捉えようという考え方……を指します」(成城大学治療的司法研究センターウェブページhttps://www.seijo.ac.jp/research/retj/)。
 私は、刑事弁護を通して罪を犯した方と関わる機会が比較的多い弁護士です。その方々は、決してモンスターではありません。あくまでも「普通」の人たちです。ただ、罪を犯した背景には、貧困、高齢、障害等に起因する生きづらさが隠れていることが多いです。これらの生きづらさを緩和するような弁護をしたいという想いの下に仕事をしています。たとえば、認知症に罹患した独居の高齢者の方が万引きを繰り返していた事件では、認知症の診断を得てから、介護施設を確保することで服役を回避しました(拙著「包摂か排除か―福祉的支援を確保して懲役刑を回避した事案」季刊刑事弁護88号21頁)。また、万引きを繰り返してしまう病気(クレプトマニア)に罹っている方の事件では、同じ病に苦しむ方々がいる回復施設につなげて再発防止を図るとともに、ソーシャルワーカーの助力を得てその方のストレスの原因となっている家族関係の改善に取り組んでいます。
 もし地域社会に犯罪に亘るような問題を起こした方がいても、何が彼にそうさせたのか一緒に考えていただけると嬉しいです。彼らはいつか社会に戻ってくる私たちの「隣人」です。

新任のご挨拶

 2021年7月から当事務所に入所しました、岡垣豊と申します。
 私は、2003年10月に弁護士登録(56期)をした後、都心の事務所に2年所属後、2005年10月から西東京共同法律事務所(立川市)に入所し、同事務所で約16年間、民事・家事事件を中心に弁護士業務を行って参りました。同事務所では、大変多数の事件を経験することができ、弁護士として大きな財産となりました。
 私は、東京弁護士会多摩支部高齢者・障害者の権利に関する委員会、日弁連高齢者・障害者権利支援センターなどに所属し、高齢者・障害者の権利擁護をライフワークの一つとして、判断能力不十分な方を支援する成年後見制度に深く関わって参りました。自身、成年後見人等を多数受任するとともに、弁護士会の立場から、その運営にも携わってきました。
 当事務所では、高齢化社会の進展に伴い、ますます高まるニーズへの対応のため、2022年春に成年後見事件に特化した支所を開設すべく、準備を進めております。これまでの経験を生かして、支所の発展に尽くし、多摩地域において支援が必要な方々の権利擁護に努めて参る所存です。
 弁護士が権利擁護の分野で必要とされる理由の一つとして、法的紛争解決や親族間調整などの能力があることが挙げられ、一般の民事事件等の知見も大変重要です。民事事件等も引き続き担当し、より適切なリーガルサービスをご提供できるよう、さらに精進して参ります。
 当事務所の現所長とは前事務所時代多くの事件を共同受任した勝手知ったる間柄でもあり、他の所員とも以前より交流がありましたので、私は後見支所での活動が中心とはなりますが、本所との連携なども支障なく行うことができるものと思っております。
 私自身、多摩地域の西の方に住まいを構え、この多摩の地が終の棲家と考えており、この地域への愛着があります。弁護士としてこの地域に貢献すべく、多摩地域の高齢者・障害者をはじめ法的支援を必要とする方々が安心して暮らせるよう、今後も邁進して参ります。
 どうか、宜しくお願い申し上げます。

2回目


2回目のブログが回ってきました。

毎回何を書こうかな?と悩むので、昨年同様カメラロールを遡ってみましたが
なかなか遠くにお出かけが出来ない今、大した写真がなかったので、最後に遠出した写真を載せます。

IMG_4391 い

世界一濃い抹茶アイス!だそうです。

京都へ行った際に限定だと思って食べていたのですが、後々調べたら都内にもお店があるみたいです…
なので抹茶好きの方は、是非食べてみてください(o^^o)

退所のご挨拶                 

  2021年6月一杯で、多摩パブリック法律事務所を退所させていただくこととなりました。
7月1日以降は、東京都日野市にあります「かたくり法律事務所」にて執務いたします。
  2009年1月に多摩パブリック法律事務所に入所し、途中1年間だけ都内の事務所に勤め
た他、本日まで約11年間、当事務所にて執務をしてまいりました。在籍中、誠に多くの方々のお世話になりました。心より感謝申し上げます。
11年間で担当させていただきました案件は、民事事件、刑事事件、債務整理事件、そして
成年後見事件などと多種・多様でした。それらを通じて私が心掛けましたのは、お客様がおかれた状況や解決への道筋、あるいは難解な法律概念やその解釈を分かり易くご説明し、ご納得の上、ともに解決へと進むことでした。多少なりとも、そのようにお感じ頂けたのであれば、
この上なく幸いに思います。
 11年間で、特に「やり遂げた」「全うした」と感じているのは、司法研修所の刑事弁護教官の職務と、報道もされました大型裁判員事件の主任弁護人としての務めでした。これらは並行して行っていた時期も長く、途中、大変困難で辛く思ったこともありますが、それぞれ、多くの同僚
や関係者の方々それに相弁護人の奮闘や手助けがあり、振返りましても、やり残したことは
ないと感じるに至っております。
  もっとも、その分、家庭生活において果たすべきところは多分に心許ないものとなりました。受験を向かえた息子には、私が教えられるものは教えたいと思っておりましたが、それも不十分なものに留まりました。しかしながら、結果は手放しで喜べるものとなり、息子や家人の努力の賜物と感じるとともに、教官としての職務や弁護人の務めを、逃げずにやり切った事に対する何かの「ご褒美」に違いないと思っております。
 さらに、狛江市や多摩市を始めとした地域の方々との連携・共同できたことは、私のかけがえのない財産となっており、数えきれない思い出があります。
 11年間は「ぼーっと生きている」ことができない毎日でしたが、幸い、本年で私も50才となりますところ、大きな成人病が発見されるなどのこともなく、風邪も引かずに過ごすことができま
した。引き続き健康に留意しつつ、今後も新しいことにチャレンジしながら初心を忘れず精進したいと思っております。とはいえ、未だ未熟なところもございますので、従前に変わらぬご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
プロフィール

多摩パブリック法律事務所

Author:多摩パブリック法律事務所
多摩パブリック法律事務所は、多摩地域の法的ニーズに積極的に応えるため、東京弁護士会の全面的バックアップにより設立された公設事務所です!

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