私の中の特別な作家とミュージシャン

私は、頭がよいほうではないため、長い浪人時代を経て、ようやく司法試験に合格しました。長い浪人時代、本当にこのまま自分の夢を追い求めてもいいのか、それとも、もう方向転換したほうがいいのか

と思い悩む日々でした。

司法試験は1年に1回しかありません。私は決してポジティブな方ではないため、それはそれは引きずり、その失敗を1年間引きずり続けました。司法制度改革を迎える前とちょうどその過渡期の私の受験時代は、母の日が択一試験(マークシート式の試験)の受験日という恒例になっていたため(何と親不幸な恒例でしょう・嘆)、母の日目前のゴールデンウィークは、「今年こそは」という淡い期待と、「やってやるぞ!」という闘争心と、「また失敗したらどうしよう」という不安の入り混じった何とも言えない嫌な期間でした。そのせいか、今でもゴールデンウィークを手放しに喜べない自分がいます(まだ引きずってます・苦笑)。


そんな私には、精神的に何か寄りかかるモノが必要でした。
それが何かと言えば、自分の好きな作家の本を読み漁ることと、暇さえあれば好きなミュージシャンの音楽を聞いていることでした。

試験に落ち、時間を持て余してしまうとき、どうしても気持ちが後向きになるときに、好きな作家の作品を読むことは私に勇気をくれました。
その作家の何がいいと言えば、淡々と誇張することなく事実を抜き取ることで全てを見せてしまう潔さと技!です。

好きなミュージシャンの音楽を聞くことも同様に私に勇気をくれました。

私は、田舎育ちで、最寄り駅まで自転車で飛ばして10分弱はかかり、電車に乗っている時間も長かったため、好きなミュージシャンの音楽を聞いていることはとても安心で、自分を奮い立たせてくれるものでした。

自転車をこぎ出し、坂を下ったところであっても、ipodを忘れたことに気がつけば、わざわざ坂を上ってまで家に取りに引き返していました。

それくらい重要でした(それくらい電車に乗る時間が長かった。)。
そのミュージシャンの何がいいとい言えば、あまりにネガティブな歌詞をカッコ良く歌い上げ、昇華させてしまうスゴさ!です。


今の自分は、両者からすごく影響を受けていると思います。
なので、私にとって、好きな作家とミュージシャンが誰かと答えることは、まるで信仰告白をするような、とても気恥ずかしく、軽い気持ちでは答えられない事項です。

そのため、ここまで書いておきながら、それが誰なのかやっぱり恥ずかしくて言えません(笑)。

いえいえ、その作家とミュージシャンの名誉にかけて、その方たちは決して恥ずかしいような方ではなく、むしろ世間一般ではメジャーなようです(でも、個人的には、なぜメジャーなのか、マイナーなほうがいいのにな、とかいう独占欲にも似たわがままな思いもあったりします。)。

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