私の中の特別なパン ~私の中の特別なモノ第2弾~

私は、なぜか受験時代の終盤のいよいよ煮詰まってきたというときに、ポンパドール(通称「ポンパ」)というパン屋さんのパリジャンというフランスパンばかり食べていました。
それが主食というよりも、それが食事の中心であり、デザートでもありました(食後にはあまい蜂蜜をつけて食べていました)。

パリジャンというのは、フランス語で「パリっこ」という意味なのだそうですが、バケットよりは大きめのいわゆるフランスパンのことです。

なぜポンパドールというパン屋さんなのかというと(私は決してポンパドールの回し物ではないのですが)、
学生時代にパンも自ら焼いて出すフレンチレストランでバイトをしていたときに、パンが足りなくなると、わざわざポンパに買いに行って、それを補充してお客様に出していたとことがあり、ポンパのフランスパンはプロも認めるおいしいフランスパンということが頭にインプットされていたというのもあるのですが、全くの素人の私でも本当においしいと思ったからです。

私がポンパのパリジャンにハマっていた頃は、これがないと不安で仕方ないというくらいはまっており(いわば中毒です。)、お正月休みにポンパがお休みになるのに備えて、たくさん買い込んでは、冷凍し、みんながおせちを食べる中、一人でポンパのパリジャンをもくもくと食べていました。

受験が一段落し、ポンパでパリジャンを買い込む余裕が時間的にも金銭的にもなくなってからは自然と食べなくなりましたが、今でも、「今日はフランスパン!」というときには、ポンパのフランスパンを買ってきます。そして、改めて食してみると、やっぱりおいしいのです。どうおいしいのかというと、なんだかほのぼのと幸せな気持ちになるのです。殺伐とした受験時代に、バカみたいに毎日ひたすらポンパのパリジャンを食べて、幸せの瞬間を噛みしめていたのだな、と改めて実感しました。

ささやかな幸せって大切だなと思います。
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