退所のご挨拶

 みなさま、大変ご無沙汰しております。弁護士の大森です。4月に入り、新年度を迎え、気持ちを新たにされていることと存じます。
 さて、多摩パブの弁護士紹介から、私の名前が無くなっているとおり、私は昨年末をもって多摩パブリック法律事務所を退所いたしました。ご報告が大変遅くなり、申し訳ございません。2010年1月に多摩パブに迎えていただき、あっという間に6年間が過ぎましたが、満6年を迎えた昨年12月に私の任期が満了したため、退所したという次第です。
 多摩パブに入所する前に所属していた法律事務所でも、私は民事裁判や刑事裁判に広く携わってきましたので、その事務所と多摩パブとで、大きく仕事の内容が異なるということはありませんでした。もっとも、同じ仕事でもその進め方や細かい業務指示の出し方が少なからず違っていましたので、平成22年1月の入所当時、私は多摩パブでの仕事に慣れるのに多少戸惑いを覚えることもありました。
 しかしながら、同僚の弁護士や事務局職員、それに依頼者の皆様や様々な形で協力・共同してくださる方々のおかげで、少しするうちに、多摩パブでの弁護士生活が所与のものと感じられるようになりました。
 思い起こすと、入所当時はクレジット・サラ金問題でお困りの方が、今以上にたくさんいらっしゃって、その解決に多くの時間を注ぎました。また6年間を通じて離婚問題にお悩みの方々、相続問題にお悩みの方々の相談を受け、調停や裁判を通じて何らかの解決に至ることに微力を尽くしました。刑事事件についても、記憶に残るいくつもの案件を経験しました。後半の3年間ほどは、非常に多くの、また困難な成年後見事件に関わることができました。辛い思い出も、喜びや達成感を感じた経験も、仮に漫然と6年間を過ごしたという場合の数倍のものを得たように思います。多くの方々との出会いに恵まれ、私の貴重な財産となっています。きめ細かいサポートをしていただいた事務局職員のみなさんにも心からお礼を申し上げたいと思います。
 入所時、2才になる直前だった息子は、今、8才となり元気に小学校に通っています。子どもがよちよち歩きだった時の写真と今の姿を見比べますと、6年という時間が「あっという間だった」と感じているのとは裏腹に、実は長かったのだと実感いたします。共働きで子育てをしながら、「激務」だと言われた多摩パブでの弁護士生活を送ることは目まぐるしいものでした。比喩的に言うならば、常に走りながら考え、書類を作り、法廷に立っていたという感じです。サポートしていただいた方々があっての6年間でした。
 任期を全うできました今、「多摩パブに入れていただいて本当に良かった」と思っています。この貴重な経験を活かし、引き続き弁護士として多くの方々とお会いできますよう頑張っていきたいと考えております。
プロフィール

多摩パブリック法律事務所

Author:多摩パブリック法律事務所
多摩パブリック法律事務所は、多摩地域の法的ニーズに積極的に応えるため、東京弁護士会の全面的バックアップにより設立された公設事務所です!

リンク
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR
月別アーカイブ