入所のご挨拶

2011年12月に多摩パブから送り出され、
3年間北海道の法テラス釧路に行っていました。
このたび釧路の任期が終わり(法テラスは3年任期なのです)、
2月から地元である多摩に再び戻ってくることができました。

終わってしまえば3年間はあっという間で、
中学校とか高校の3年間と同じ長さというのがよくわからない感覚です。
でも、それだけの時間を過ごすと色々な発見があって、自分の世界が広がったなぁと思います。
せっかくなので、自分の中での釧路びっくりベスト5を紹介したいと思います
(若干脚色していますのでご容赦ください)。

第5位は、「15℃を超えると半袖になる」です。
釧路の夏の平均気温は大体20度前後で、真夏の7、8月でも夕方は上着を羽織り、
風邪を引かないように窓はきちんと閉めて寝るという生活でした。
クーラーはもちろん、扇風機さえ不要です。
うちわも子供がいじっているうちにいつの間にか無くしてしまいました。
そんな所で育った地元の人たちにとっては、
気温がプラス=春、気温が二けた=初夏といわんばかりの感覚で、
私がまだセーターを着ている時期に、すでにクールビズが始まっていました。
一度、冬の閉園時期直前の動物園に行った時に半袖で来ていた小学生を見たことがあり、
忘れられない光景になりました。
夏の避暑には最高ですが、北半球から南半球に行くくらいの気温差(大げさ?)がありますので、
風邪にはくれぐれも注意しましょう。

第4位は、「視界を閉ざす濃霧」です。
関東が梅雨入りするころから、釧路ではよく霧が出ます。
ひどいときは10メートル先も見えないくらいで、運転しているとハラハラします。
霧が海水の塩分を含んでいるので、小さい子供の喘息の原因にもなっているとか…。

第3位は、「『一頭見たらもう一頭』は本当だった」です。
これはシカの横断注意の標語です。
シカは群れで行動するので、一頭渡った後に後続のシカが横断する可能性が高いのです。
この標語を知らなければ大事故になっていたかも、と思うような場面もちらほらありました。
シカの巨体にぶつかると車は大破、乗っている人も非常に危険です。
お互い不幸にならないよう、譲り合いの精神が大切なのです。

第2位は、「『目的地まで100キロ以内』は『まあまあ近い』」です。
「~って結構遠いの?」「うん、遠いね」「そうなんだ、150キロくらい?」
「いや、80キロくらいかな」「なんだ、近いじゃん」と言った会話を普通にしている感じです。
町を少し出れば信号もない一本道で、50キロ先でも1時間かからずに着いてしまうので
(注:眠くならないように適度に緊張感のあるスピードで移動した場合)、
300キロ先でもその気になれば車で日帰りができてしまうのですが。

そして、栄えある第1位は、「『くしろ』の語源はよく分からない」です。
「くしろ」というと何となくおしゃれな響きですが、
もともとはアイヌ語から来ている地名だということは間違いないものの、
どのアイヌ語が語源なのかについては諸説が対立していて決着がついていないとのことです。
釧路地方は温泉が多いので、温泉という意味の「クスリ」だという説や、
釧路は道東地域の交通の要なので、通路という意味の「クシュル」だという説があります。
個人的には、体も心も温まる「クスリ」説がイメージも良いしいいのではないかと思います。

そのようなわけで、3年間で釧路をたっぷりと満喫して帰って参りました。
これから再び多摩パブの一員として頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

なお、真面目な挨拶はホームページに載せていますので、
そちらもあわせてお読みいただければ幸いです。
http://tamapb-law.jp/bengoshi/bengoshi.html
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