トーマス号

少し前になりますが、家族で「トーマス号」に乗ってきました。

「トーマス号」は、静岡県の大井川鐵道とアニメ「機関車トーマス」がコラボレーションした蒸気機関車で、「機関車トーマス」のキャラクターのトーマスやジェームスがリアルサイズで町中や山あいの線路を走る観光列車です。遠くから見ると可愛らしい「トーマス号」ですが、近づくと見上げるほどの大きさで、汽笛の大きさや蒸気の熱気に圧倒されます。電車にはない息遣いを感じて、蒸気機関車に顔を付けてキャラクターにしようと考えたウィルバート・オードリーさん(機関車トーマスの原作者)の気持ちが少しわかったような気がしました。

終点の千頭駅の駅員さんに聞いた話では、大井川鐵道は、周辺地域の人口減少に伴って経営が悪化し、徐々にSL機関車を中心とした観光鉄道の性格を強めていったものの、経営の悪化には歯止めがかからず、廃線も検討されるようになっていたそうです。そのような状況の中で、2014年(平成26年)から、7月から10月までの期間限定のイベントとして、「トーマス号」が走るようになりました。運行当初は、人間のような顔が付いた鮮やかな水色の蒸気機関車が走ることに違和感を口にする地元の方もいたそうですが、「トーマス号に乗りたい!」「トーマス号に乗れなくても見るだけでもいい!」と、全国からたくさん集まって来る子ども達のキラキラと輝く顔を見て、地元の方々も徐々にトーマスの魅力を感じるようになり、今では夏から秋にかけての風物詩の1つとしてなくてはならない存在になったそうです。息子と一緒に「トーマス号」に乗った時も、沿道の地元の方々が満面の笑みで手を振ってくれたり、地元の会社の建物の中から従業員の方々がたくさん並んでメッセージを書いたうちわを振ってくれたり、大井川鐵道の職員だけではなく地元のみなさんが楽しみながら「トーマス号」を盛り上げていることが伝わってきました。

終点の千頭駅からの帰路は、バスのバーティーにも乗ることができました。「トーマスとバーティーのきょうそう」というお話を再現する形で、本物の蒸気機関車のトーマスと本物のバスのバーティーが並走して、4歳の息子は「バーティーがんばれ!バーティーがんばれ!」と大興奮で、最後まで楽しませてくれました。

鉄の塊の蒸気機関車ですが、「トーマス号」に関わる方々の温もりを感じることができて、とても楽しく素敵な思い出となりました。

171222①

171222②

プロフィール

多摩パブリック法律事務所

Author:多摩パブリック法律事務所
多摩パブリック法律事務所は、多摩地域の法的ニーズに積極的に応えるため、東京弁護士会の全面的バックアップにより設立された公設事務所です!

リンク
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR
月別アーカイブ