コロナウイルスに関連して    

今月のブログでは、新型コロナウイルスによる影響を受けた方への、公共料金等の支払い猶予制度について説明します。

①電気料金について
  経済産業省は、電気事業者に対し、新型コロナウイルス感染症の影響により電気料金の支払いが困難な事情がある者に対しては、その置かれた状況に配慮し、支払いの猶予等の柔軟な対応を取るよう要請しています。
  支払いの猶予等を受けることのできる対象者については、社会福祉協議会の緊急小口資金又は総合支援資金の貸付を受けた者であって、一時的に電気料金の支払いに困難を来している者、という限定がありますが、このような方であれば電気事業者に相談をしてみることをお勧めします。

②ガス料金について
  ガス料金についても、電気料金と同様に、経済産業省からガス小売事業者に対し、支払いの猶予等の柔軟な対応を要請しています。電気料金と同様の対象者に限られます。

③水道料金・下水道使用料について
  水道料金・下水道使用料については、「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた水道料金に係る対応について」という通達(薬生水発0318第1号・令和2年3月18日)により、厚生労働省から水道事業者に対し、対象者が置かれた状況に配慮した支払い猶予等の対応や料金未払いによる機械的な給水停止の回避等の柔軟な措置の実施が要請されています。
  対象者については、緊急小口資金・総合支援資金の特例貸付の貸付対象者をはじめ、一時的に水道料金の支払に困難を来している者も含まれるとのことです。電気やガスに比べて対
 象者の範囲が広くなっていますので、料金の支払いが難しい方は相談してみることをお勧め
 します。

④その他料金について
  NHKでは、受信料の支払いに関する相談窓口を設けています。
  また、NTT、KDDI、ソフトバンクの通信各社においては、通信料金の支払猶予を認めるなど
 の措置を実施していたようです。2020年7月末以降の支払猶予については本記事執筆時点で
 は発表がありませんが、今後対応がなされる可能性もありますので、各社のホームページを
 確認してみるといいかと思います。


在宅勤務

コロナウイルスの影響により私も在宅勤務をおこなっていました。
自宅なので優雅に?音楽を聴きながら仕事をしていました。
今日はオススメのCDを紹介したいと思います。
皆様ご存知の辻井伸行さんです。レンタルしてきました。
何がいいのかと言われると、それは説明できません。なんだか素晴らしいのです。
ラ・カンパネラなんてもう大変です。是非聴いてみてください。

八木先生

「パワハラ」にあたるのか、あたらないのか 

 法律相談の際、これはパワハラではないのかといったお話を伺うことがよくあります。
「パワハラ」については、今までは法律上の定義というものは存在しませんでしたが、このたび、『労働施策総合推進法』(労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律)に、パワハラに関する条文が追加されることになりました。
 新しい条文は、事業主が、職場においてパワハラが起こらないように雇用管理上必要な措置を講じる義務として規定されています。そして、パワハラについては、「〔①〕職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であって、〔②〕業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより〔③〕その雇用する労働者の就業環境が害されること」と定義されました(〔〕内筆者)。
 また、この定義を説明するものとして、厚労省から指針が出されています。
指針によると、①「優越的」とは、抵抗又は拒絶することができない蓋然性が高い関係を背景として行われるものであるとのことです。
 この点については、同僚間や、典型的な上司と部下の関係でもパワハラにあたらない例が出てくるのではとの批判があります。また、上記②の判断にあたって、労働者の行動が問題となる場合は、行動の内容・程度とそれに対する指導の態様等の相対的な関係性が重要な要素となるとのことです。
 この点は、問題行動が大きければ過剰な叱責も許容されてしまうのではとの批判があります。
パワハラにあたるのか、あたらないのか問題はこれからも続くものと思われます。
 違法と評価される行為がなくなるよう、議論を続けていく必要がありそうです。

おらおらでひとりいぐも

本年6月に入所しました八木と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
私は読書が趣味なので、最近読んで良かった本を紹介します。

若竹千佐子さんの『おらおらでひとりいぐも』という本です。芥川賞の受賞作です。
玄冬小説というジャンルのようです。青春小説の対極のジャンルで、歳を取るのも悪くないと思える小説のことをいうようです。

本文は主人公の桃子さんの考えや会話が東北弁で書かれています。
東北弁に馴染みのない私には意味がよく分からない箇所もありますが、そこはまあ、なんとなく雰囲気を読み取れます。

この本は、子育てを終え、夫も亡くなってしまった桃子さんが人生の終盤に思ったこと・考えたことが中心に書かれています。
私はまだ桃子さんの年齢ではありませんが、なぜか共感できる部分がたくさんありました。なぜなのでしょう。

ということで、年齢や性別にかかわらず、共感したり、考えたりすることのできる本だと思います。
ぜひ読んでみてください。

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Author:多摩パブリック法律事務所
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