地域の居場所

伊藤です。

8月もあっという間に終わりですね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私は最近、月に1回楽しみにしている場所があります。

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すごく美味しそうですよね。
すごく美味しいんです!!

これは、あきしまこどもクッキングという子ども食堂の写真です。
この日のメニューは
カレー、餃子、たっぷり野菜のサラダ、なす田楽、フィッシュフライ、スイカでした。
本当に美味しかったなあと写真を見て改めて思い出します。

あきしまこどもクッキングは、月1回公民館で昭島のパパさん達を中心に行われています。
ご縁があり、私もメンバーとして参加させていただいています。

子ども食堂ってなんですか?
そう質問されることがあります。
私自身、今年の1月まで知りませんでした。

子ども食堂とは、子どもが1人で来られる、無料・定額の食堂のことです。
美味しいご飯をみんなで囲む、あたたかい「場所」です。
多摩地域にもたくさんの子ども食堂があり、
それぞれ元PTA会長さん、居酒屋さんの店長さん、住職さん、栄養士さん、保護司さんなど、
地域のさまざまな方が広く関わっています。
学習支援を合わせて行っているところもあります。

家庭には、さまざまなカタチがあります。
抱えていらっしゃるご事情も様々です。
ゆっくり子どもと食事をあたたかく囲む、それが難しいときもあるかもしれません。
誰に何を相談したらいいか分からない、地域での繋がりが薄い。
そんなこともあるかもしれません。

子ども食堂は、それぞれの方の「居場所」です。
子どもも大人もみんなでご飯を食べ、笑い、ゆっくり時間を過ごします。
家庭や学校、職場の他に、ほっとできる場所が地域にある、
それはとても素敵なことだと思います。

私が子ども食堂に関わりたいと思うのは、
そんな場所があったらと、これまで切に思ってきたからでした。

弁護士としてではなく、一市民として、これからも子ども食堂に関わり、
「場所」を作っていけたらと思っています。
そして、何か自分にできることがあるときに、
気兼ねなくご相談していただけるような存在になりたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

新任のご挨拶

  初めまして。2016年1月に多摩パブリック法律事務所に入所いたしました伊藤由子と申します。

  東京で生まれ育ちましたが、東北の出身ですか?と聞かれることがあります。両親は2人とも宮城出身なので、どこか宮城生まれの雰囲気があるのかもしれません。
  小さい頃から運動をすることが大好きで、3歳から水泳、中学・高校の部活ではバドミントンをやっていました。前橋で修習をしていた頃には、ランニングにはまり、前橋マラソンやNo1ハードマラソンといわれる嬬恋キャベツマラソンを同期と走りました(ちなみに、フルマラソンではありません。笑)

  大学のときには、家族法ゼミに所属し、保護を必要とする子どもたちのサポートをする制度や実態について学びました。本や論文などから学ぶこともたくさんありましたが、実際に児童福祉施設を見学して、現場で働いている方のお話から見えてくる現実がたくさんありました。
  「児童福祉の分野で、法律家がどのようなことができるのかを見てみたい」という気持ちで参加したインターンでは、弁護士が中心となって、虐待を受けた子どものサポートをさまざまな分野の専門家とともに成し遂げる現場を見ることができました。私もこのような現場で司法と福祉を繋いでいけるような法律家になりたいと思ったことが、弁護士を改めて目指すきっかけとなりました。

  じっとしているのが苦手な人間なので、アンテナを張って、必要とされる場所にすぐに飛んでいって、行政関係者の方や他の分野の専門家の方とともに、目の前にある問題に尽力していける弁護士になりたいと考えています。
  多摩地域に貢献していけるよう精一杯頑張りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。

  写真は、我が家のアイドル伊藤清四郎です。
黒柴です。よろしくお願いします。

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プロフィール

多摩パブリック法律事務所

Author:多摩パブリック法律事務所
多摩パブリック法律事務所は、多摩地域の法的ニーズに積極的に応えるため、東京弁護士会の全面的バックアップにより設立された公設事務所です!

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