熱帯魚

 熱帯魚を飼っています。

 私が小さい頃、親にねだって、鯉やタナゴを飼っていたことがあり、大人になってから、いつかはまた魚を飼おうと考えていました。それも、子供の時には、終ぞ手を出せなかった熱帯魚を飼おうと決めていました。

 熱帯魚の飼育は、水温の管理をしなければならず、水質をきれいに保つ必要があったりします。また、魚だけではなく素敵な水草で水槽内を飾るという要素もありますので、少し難しいと聞いていました。その、少し難しいものにチャレンジしたかったのですね。何より、熱帯魚は種類が多く、それぞれ煌びやかで、上手く飼育ができれば日常生活に潤いを与えるだろうと考えていました。

 飼い始めて数年が経ちましたが、当初苦労をしたのは、水草を育てるという事でした。水槽の底に敷いた土(「ソイル」)に、きちんと植えつけないと、根が土を離れてフワフワ浮いてしまったり、根付かずに枯れてしまうということが繰り返されました。何度か水草を枯らしたり、ダメにしたりしてしまった後、どうにか水槽内で水草が根付き、育ち始めました。今では、定期的に刈らないと、無暗に繁茂してしまうほどになりました。どうやら、ポイントは「光」だったようです。水草といえども植物ですので、光を浴びて光合成をしなければなりません。十分に育たなかったときには、水槽の上に設置するライトの光量が足りなかったようでした。今では、青々とした水草の間を、小さな熱帯魚が泳ぐのを眺めて、ささやかな癒しを感じています。

 我が家の熱帯魚の水槽の主役は、ネオンテトラなど小さなメダカのような魚ですが、その他、何種類か別の魚も入れています。熱帯魚選びのポイントとしているのは、ある魚を一緒の水槽に入れた時に、他の魚を食べてしまわないものを選ばなければならないということと、あとは、「どのように泳ぐのか?」という点です。水面近くをすいすい泳ぐのか、真ん中あたりをゆっくり泳ぐのか、将又、水底を這うように泳ぐのか、それぞれ少しずつ1つの水槽で飼うようにすると、水槽の中がバラエティに富んだものになるのです。

 お魚選びも楽しいものです。いつだったか、「うちの水槽にはスターがいないんだよな~」と独り言つことがあり、妻に笑われました。

 実は熱帯魚を飼う前には、日本の淡水魚(タナゴやオイカワなど)を飼っていたこともあるのですが、あるとき、晩御飯のお買いものでスーパーに行ったとき、パックに入ったアユが売っているのを見て、「うちの水槽で泳がせてみたい」と思った時も、私の魚飼育趣味も高じたものだなぁと思いました。

 猛暑厳しい折ですが、そんな趣味を通じて、癒しと共に涼を感じています。皆様も、熱中症にご注意いただき、お元気でお過ごしください。

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目黒川の桜

 2014年に続き、目黒川の桜についてです。
 目黒にも桜の名所が数多くありますが、何といっても目黒川の桜は綺麗だと思います。たくさんの人々が桜の花を愛でるために、来られます。
 今年も、まだ人もまばらな早朝に撮影しました。子供を少年野球の集合場所に送った帰り道でしたから、朝の7時半くらいでした。
 写真の一枚に、目黒川に川面に一羽のカモが写っています。まだ大勢の人々が訪れる前でしたので、カモものんびりしているように見えました。
 目黒川の桜は、両岸にびっしりと並んでいます。子供が「植木算の問題みたいだ」と言っていました。勉強熱心な息子です(笑)。
 満開から桜吹雪、そして葉桜へと、あっと言う間に桜景色が移り変わります。数日に分けて写真を撮ったのですが、本当にあっと言う間ですね。古来の文学にあるように、あまりの刹那に、一瞬一瞬を目に焼き付けようという気持ちになります。

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退所のご挨拶

 みなさま、大変ご無沙汰しております。弁護士の大森です。4月に入り、新年度を迎え、気持ちを新たにされていることと存じます。
 さて、多摩パブの弁護士紹介から、私の名前が無くなっているとおり、私は昨年末をもって多摩パブリック法律事務所を退所いたしました。ご報告が大変遅くなり、申し訳ございません。2010年1月に多摩パブに迎えていただき、あっという間に6年間が過ぎましたが、満6年を迎えた昨年12月に私の任期が満了したため、退所したという次第です。
 多摩パブに入所する前に所属していた法律事務所でも、私は民事裁判や刑事裁判に広く携わってきましたので、その事務所と多摩パブとで、大きく仕事の内容が異なるということはありませんでした。もっとも、同じ仕事でもその進め方や細かい業務指示の出し方が少なからず違っていましたので、平成22年1月の入所当時、私は多摩パブでの仕事に慣れるのに多少戸惑いを覚えることもありました。
 しかしながら、同僚の弁護士や事務局職員、それに依頼者の皆様や様々な形で協力・共同してくださる方々のおかげで、少しするうちに、多摩パブでの弁護士生活が所与のものと感じられるようになりました。
 思い起こすと、入所当時はクレジット・サラ金問題でお困りの方が、今以上にたくさんいらっしゃって、その解決に多くの時間を注ぎました。また6年間を通じて離婚問題にお悩みの方々、相続問題にお悩みの方々の相談を受け、調停や裁判を通じて何らかの解決に至ることに微力を尽くしました。刑事事件についても、記憶に残るいくつもの案件を経験しました。後半の3年間ほどは、非常に多くの、また困難な成年後見事件に関わることができました。辛い思い出も、喜びや達成感を感じた経験も、仮に漫然と6年間を過ごしたという場合の数倍のものを得たように思います。多くの方々との出会いに恵まれ、私の貴重な財産となっています。きめ細かいサポートをしていただいた事務局職員のみなさんにも心からお礼を申し上げたいと思います。
 入所時、2才になる直前だった息子は、今、8才となり元気に小学校に通っています。子どもがよちよち歩きだった時の写真と今の姿を見比べますと、6年という時間が「あっという間だった」と感じているのとは裏腹に、実は長かったのだと実感いたします。共働きで子育てをしながら、「激務」だと言われた多摩パブでの弁護士生活を送ることは目まぐるしいものでした。比喩的に言うならば、常に走りながら考え、書類を作り、法廷に立っていたという感じです。サポートしていただいた方々があっての6年間でした。
 任期を全うできました今、「多摩パブに入れていただいて本当に良かった」と思っています。この貴重な経験を活かし、引き続き弁護士として多くの方々とお会いできますよう頑張っていきたいと考えております。

カブトムシ日記

 昨年の夏、私の家に2匹のカブトムシがやってきました。当時、保育園の年長だった息子のために、もらってきたものでした。息子は、それぞれにワタル(オス)とブンちゃん(メス)という名前を付けて、とても大切に飼育していました。なぜ、ワタルかというと、飼育ケースの中に置いた止まり木をウゴウゴと渡り歩いていたからで、なぜブンちゃんかというと、飼育ケースの中でブンブン飛んでいたからでした。

  振り返ること30年余り前、自分が子どもだった頃が思い出されました。小学生だった私は、カブトムシに心奪われ、夏休みの早朝に友達と連れ立って、「秘密の木」(誰にも教えていないカブトムシが樹液をもとめてたくさん集まる木)にカブトムシを取りに行ったものでした。
  その頃は、取ってきたカブトムシのエサは、自分で食べ残したスイカなどでしたが、今は、「昆虫ゼリー」という栄養満点のエサが売っています。これを上げてみると、ワタルとブンちゃんはカブリつく様にして食べる(吸う?)のでした。
  カブトムシの寿命というのは、成虫になってからは長くても3か月と言われているようです。ワタルとブンちゃんは、カブトムシとしては大変長寿で、結局、夏が過ぎ、すっかり冬が始まった11月に入るまで、飼育ケースの中で元気に動き回っていました。
  11月になってしばらくした時に、飼育ケースの中で動かなくなっている2匹を見つけ、息子とともにお弔いをしました。その後、飼育ケースは掃除をして押し入れにしまおうかと考え、ふと飼育ケースの底を見ましたら、小さな小さな白色の「C」がいくつもありました。何だろうと思い、よくよく見てみると、それは丸くなっているカブトムシの幼虫でした。ワタルとブンちゃんが子孫を残していたのでした。

  以後、家では、このワタルとブンちゃんの子供たちを大切に育てる日々が始まりました。飼育ケースは、子供たちのゆりかごとなり、もちろん押し入れにしまわれることはありませんでした。
  息子がカブトムシの本を読んで私や妻に教えてくれたところでは、カブトムシの幼虫のご飯は「土」であり、飼育ケースの土は幼虫たちのゆりかごであるとともにご飯でもあるとのことでした。また、この「土」は近くの公園などからもってきてもよいのですが、「昆虫マット」というものがあると妻が調べてきました。昆虫マットとは、クヌギ等の木を粉のように細かく砕いて、それに乳酸菌や酵母を加えて発酵させたものです。これを土の代わりに飼育ケースに入れると、幼虫がグングン育つというではないですか。
  さっそく近くのペットショップに行きましたところ、お米の袋の様なパッケージで、5キロがおよそ500円で売っていました。せっかくなので、我が家の幼虫にできるだけおいしいご飯を与え、心地よいゆりかごの中ですくすくと育ってもらいたいと思い、買ってみました。飼育ケースの中に昆虫マットを敷き詰めて幼虫たちを放ってみると、あっという間に昆虫マットの中にもぐっていきましたが、心地いい!と言っているような気がしました。その後、幼虫たちはむしゃむしゃと昆虫マットを食べて、大きくなっていきました。 当然、幼虫たちはフンをします。それを取り除いてあげなければなりません。小さな葉巻型のフンと昆虫マットを上手く選り分けるために、私はふるいを買ってきました。2週間に1回ほど、飼育ケースをひっくり返して昆虫マットをふるいにかけてみると、出るわ出るわで、山のようなフンが選り分けられました。それを捨てて、新しい昆虫マットを補充するということを繰り返すうちに、秋が来て、冬になり、また春が訪れました。

  特段、昆虫が大好きというわけではない私、というよりも、幼虫系はむしろ大嫌いだった私。ところが、このような作業を繰り返しているうちに、大袈裟にいうと「愛おしさ」のようなものが芽生えてくるので驚きです。
  昆虫マットの入れ替えがすっかり家事の一つとして定着した2月頃、気が付くと幼虫たちの体が次第に茶色を帯びてきました。これも息子が教えてくれたのですが、それはそろそろ幼虫がサナギになる兆候でした。さらにしばらくすると、幼虫は昆虫マットに潜ったまま、顔を出さなくなりました。飼育ケースをよく見てみると、幼虫が昆虫マットの奥底に、自分で部屋のようなもの(蛹室というようです)を作ってじっとしているのが見えました。その蛹室の中で幼虫は飴色の蛹になっていきました。あるサナギには角がありました。オスのカブトムシになることが分かります。こうなると、息子だけではなく、私も、いつ成虫になって出てくるのだろうとワクワクしてきました。
  もっとも、幼虫が蛹になり、成虫になる過程はとてもデリケートな時期で、うっかり衝撃を与えてしまったり、触ったりすると死んでしまうとあります。昆虫マットの入れ替えもしてはいけない、と物の本に書いてありました。
  そこで、そっとそぉーっと待つことになりました。

  やがて、息子が小学校に入学しその世話で慌ただしくなりました。昆虫マットの入れ替えもしなくなったので、半ば幼虫たちのことは忘れかけていた4月の終わり、何やら飼育ケースの中で蠢くものがあるではありませんか!
  おそるおそる蓋を開けてみると…、なんと!そこには立派なカブトムシがいるではありませんか!元気に動き回り、ぶんぶん飛び立とうとします。この感動に、私の脳裏には、中島みゆきの「誕生」が巡りました。
  その後、次から次へとカブトムシが現れ、結局、オスが7匹、メスが9匹「誕生」したのでした。カブトムシ屋さんに転職しようかと思いました(笑)。
  それから、再度、昆虫ゼリーをあげる日々が始まりました。
  事務所の中には、やはり息子さんと一緒に幼虫を育てているご家庭があって、めでたく誕生したお互いのカブトムシを交換したりしました。
  しかしながら、狭い飼育ケースの中から、広いところに出してあげたい。森の中で、仲間とともに存分に飛び回ってもらいたい。そう思っています。今週末、息子とともに、カブトムシを近くの森に離しに行こうと決めました。
  さびしくはありません。なぜなら、飼育ケースの中には、既に次の子供たちが生まれているからです!

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        150723②

梅から桜へ

先日、奥多摩町へのごあいさつ回りの後に、青梅市の梅の公園に立ち寄りました。
その時の写真をアップします。

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                    ↑チケットと入場の際もらったはがき

梅の公園の梅はまさに満開でした。
何種類もの梅が咲き誇っており、梅の公園の一番奥(公園内で一番高い地点)から見下ろすと、
色とりどりの梅の花が幾重にも重なって見え、言葉を失うほどきれいでした。
また、満開の花から漂う香りに包まれて、春の到来を実感しました。

お聞きするところによると、
これらの梅の木はプラムポックスウィルスに感染しているので伐採されたとのことでした。
梅の木を愛してきた地元の方々のお気持ちは察するに余りあります。
いつかまた今年のような満開の梅の花が見られますように。


次の写真は、川面に枝を届かせようとするかのように見せる目黒川の桜です。
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梅の公園の梅の花を見物した数日後、行ってみました。
まだ満開ではありませんでしたが、それでも目黒川にかかる橋から見渡すと、川べりの遊歩道は桜の花が折り重なってまったく見えないほどでした。
この日は早朝だったので見物の方々もおらず、行き交う人々に気を遣いながら…ということもなく、
静かに流れる目黒川の桜を堪能することができました。

梅から桜へ、早春から陽春へと季節が移ろうようすを目で追うことができた数日でした。
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多摩パブリック法律事務所

Author:多摩パブリック法律事務所
多摩パブリック法律事務所は、多摩地域の法的ニーズに積極的に応えるため、東京弁護士会の全面的バックアップにより設立された公設事務所です!

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